穴を掘るなら水がでるまで

直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。 - My Life Between Silicon Valley and Japan
最近実感していることを.

  • 自分の若かりしころの直感を信じ続けるべきだったと10年経ってから気付くのは辛い.
  • 何かについて真剣に取り組んでいて,その最中に得られた直感こそが世界のフロンティア.
  • そのフロンティアが形になる(=メディアに予告されたり正式に発表されたりする)までには数年から10年の時間がかかる.
  • その直感(=世界のフロンティア)は,たぶん少数ながらも世界同時多発している.
  • 直感が得られてから形にするまで走り続けられるかどうかは才能に依存する.
  • 才能に依存することは,周囲のサポートを必要としないことを意味しない(当然).
  • 明らかに自分よりものを良く知っていて普段敬ってる人であっても,その直感(=フロンティア)については,その人は自分より後方に位置する.


個人的な感想.
同時代に生きる人と競争したり共同作業したりするという意識だけではなく,自分の立ち位置を歴史的に俯瞰する視点があると,多少の中傷や無理解にも揺らがなくなるような気がする.好きになることのあとに来る「使命感」に近い感じが持てるかどうか,とか.

直感を得てから形にするまでの道のりは,普通に孤独なことが多いし,自分の才能の欠如に立ちすくんだりすることも多い.

そういうときの大人からの理解や激励は,ものすごく貴重だ.それが,ほんの些細な一言でも.本当に,そういえばそうだと思う.肝に銘じよう.