年末年始のテレビ

駅伝のほかでは,NHKの対談「よく生きよく死ぬために 五木寛之・塩野七生」がなんとなく印象に残りました.「インフラ」に関する塩野氏の考え方を,もう少し聞きたかった.番組冒頭,昨今の自殺者数の増加について塩野氏が「平和の代償」と言っていました.五木氏にしては紋切り型な物言いへの反発だったのだと思いますが,後半出てきたパックス・ロマーナで,同様の代償が支払われていたのか否かは確認してみたいところでした.

こういう対談を見て感じることと,自分の仕事との橋渡しがなかなかうまくできません.小松左京氏の「宇宙に文学は必要か」という問いかけを思い出したりもしました.