Information-Driven Dynamic Sensor Collaboration for Tracking Applications

"pdf file"
ネットワークに接続された多数のセンサのうち、どのセンサを現在使うべきかを選択する手法。計測対象の現在の状態の推定誤差分散に基づき、その誤差分散を最も小さくできそうなセンサを選択する。そのようなセンサの選択に、センサから見た対象の状態のエントロピーを利用したり、センサの位置と対象の位置の間のマハラノビス距離を利用したりする。センサの選択を中央のサーバでおこなわず、各ノード間の通信で上記選択を実現するところがミソといえばミソ。

MAP-based kinetic analysis for voxel-by-voxel compartment model estimation

http://www.sciencedirect.com/science?_ob=ArticleURL&_udi=B6WNP-4H98T38-4&_user=10&_rdoc=1&_fmt=&_orig=search&_sort=d&view=c&_acct=C000050221&_version=1&_urlVersion=0&_userid=10&md5=31434cf7c3ba829d6dc9dfb7cdb401a8
薬剤を注射した直後からのPET画像の時間変化(tTAC)に基づいて、神経受容体などに関わるパラメータを推定する。画像の時間変化については、compartment modelが良く知られていて、そのmodelパラメータを変化させたときの、tTACの変化をデータ空間中の多様体として表現する。そして、観測したtTACをその多様体へと射影することでパラメータを推定する。多様体の固有空間表現を作成する際の次元の設定法やシミュレーションによる推定精度などの実験が多数。多様体が複雑な形状をしていることがビジュアルにも確認できておもしろい。

鈍感になれないし機動力もないし

読売社説 万葉集 日本人の心の源流を未来へ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞) - finalventの日記

準備はかなり出来ている。でも、いつか日本人が、日本国家の成立の幻想を書き換える日

その日がくるなら立会いたいし、その日を迎える空気を醸成する役割の一端というか、せめて掛け声をかけるくらいの役割が果たせたらいいのにと思う。そう思う人は少なくないと思うし、上のページを見て仙覚と契沖の本を探して、幾つかの本を見つけたものの買って読んで

万葉の心というは、古今にそして新古今につがれ、並行して仙覚や契沖といった僧侶たちに守られていたものだった。古今にどう受けつがれ、仙覚や契沖がどう思ったか、それをきちんと

辿る工程の長さを思うと躊躇して、イジケている人も少なくないに違いない。鈍感になれないし機動力もないし、なんだか憂鬱になってよろしくない。

その道の専門家にwebで分かりやすく発言してもらえると読み手としては嬉しいけれども、そういえば自分は自分の専門について啓蒙するような書き方をしてない。啓蒙ではなくとも、自分の専門について日々考えた事を記述することも、私はしてない。例えばこんなページのように、研究のコミュニケーションのツールにwebを使っている研究者も大勢居るのは承知していて、それでもしないのは、えーっと。

まずは、専門分野での「底力」とか、専門に関する日々の思索の「質量」とかがが問われていて、次にそれをwebに書き留めることの意義の理解が問われている気がする。(数式を多用しているweb siteは、どうやって数式を入力してるんだろう。)

Training Support Vector Machines: an Application to Face Detection

http://citeseer.ist.psu.edu/osuna97training.html
SVMで顔とそれ以外の画像を区別する識別器を構成。学習データの数が多い時、2次計画問題の規模も大きくなる。この規模を小さくするために、support vectorの数がデータ数にくらべると小さいことを利用して、全体を2分割して、そのうちの一方で2次計画問題を解き、support vectorに選ばれなかったデータを学習に用いてなかったデータと交換する手法を提案。学習前に背景のマスキング、明暗の正規化、ヒストグラムの正規化をおこなう。姿勢ごとに学習の必要あり。

電線

デイリーポータルZ:望遠レンズで電柱を撮るとすごい
これ、耐震の観点からどうなんだろう、と思う。雪国では電線に着雪して管理が大変だけれども、それでも、地下に少しずつ埋めていくって話は聞かない。もう埋める場所がないのかしらん。

無線化するためにマイクロ波で衛星から電源供給、と大真面目な顔で言ってた先生もいたけれども、ちょっと怖い。